燈火

ポケモンブログ

【剣盾シングル】スカーフうさぎさん展開【シーズン7】

○はじめに

こんにちは。かずのこです。
今回は剣盾シーズン7にて目標のレート2000を達成する事ができたので、構築を記録しておこうと思います。




○構築経緯

このシーズンは環境トップのエースバーンに対して、それを止められるカバルドンや対面でのダイマックスを合わせる展開が増えたように感じました。
そこでこちらもエースバーンを軸としつつ、相手の受けへの交代やダイマックスを見てから安全に有利なポケモンへ展開できる蜻蛉返りに着目して構築を組み始めました。

1.
スカーフと蜻蛉返りによって初手性能・スイーパー性能ともに高いエースバーンと、エースバーンと攻撃の補完に優れ、苦手なカバルドントゲキッスに有利な「チョッキ持ち」のロトムから構築をスタートしました。

2.
上記2匹で相手のエースバーンを受けることが出来ないため、回復技持ちで対面操作ができる「HB特化」のカバルドンを採用しました。

3.
環境トップのエースバーンのダイマックスをカバルドンと合わせていなすことができ、欠伸展開との相性も良いアタッカーとして「竜舞型」のドラパルトを選択しました。

ここまでの4匹を基本選出としました。

4.
基本選出でギャラドス入りのサイクルを崩すのが困難なため、ギャラドス+取り巻きに強い構成のカビゴンを採用しました。

5.
最後にこだわりトリックによる受け潰しができ、カビゴンと合わせて相手のドラパルトを牽制することができる「眼鏡型」のトゲキッスを採用して完成としました。



○コンセプト

・サイクルの中でエースバーンを通す
・欠伸展開からドラパルトを通す



○個別紹介 (採用順に記載)

エースバーン

性格:いじっぱり
実数値:155-184(252+)-95-*-96(4)-171(252)
特性:リベロ
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:かえんボール / とびひざげり / アイアンヘッド / とんぼがえり

ASぶっぱ

エース①兼サイクル始動要員。
火力を伸ばせるA特化。ダイジェット持ちのエースバーンは裏のカバルドンに任せているため、最速でない点についてはあまり気になりませんでした。
技構成はダイマックス時に能力を上げられるかつ範囲の取れる飛び膝蹴り・アイアンヘッド、対面操作の蜻蛉返りは確定とし、残り1枠は非ダイマックス時に性能が高い火炎ボールに落ち着きました。
前述の通り、初手性能・スイープ性能共に非常に高くほとんどの対戦で活躍してくれました。
珠やビルド型が多かったせいかスカーフはあまり考慮されなかった印象です。


ウォッシュロトム

性格:ひかえめ
実数値:157(252)-*-127-163(188+)-127-115(68)
特性:ふゆう
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:ハイドロポンプ / 10まんボルト / ボルトチェンジ / あくのはどう

H:耐久が足りないため最大
S:同族意識
C:残り

エースバーンとの補完に優れるサイクル要員。
環境に多いアシレーヌトゲキッスに有利で、その他広範囲の特殊ポケモンと打ち合えるHCベースの突撃チョッキ型で使用しました。
技構成は一般的な水・電気に加え、ドラパルトへの打点になり、自身の火力を補えるダイアーク媒体の悪の波動としています。
Sラインは同族意識で前期多かった数値より1だけ伸ばしており、サイクルを有利にできる展開が多かったと感じています。


カバルドン

性格:わんぱく
実数値:215(252)-132-187(252+)-*-93(4)-67
特性:すなおこし
持ち物:オボンのみ
技構成:じしん / あくび / ステルスロック / なまける

HBぶっぱ

エースバーン受け、起点作成要員。
構築経緯からHB特化かつ怠ける持ちです。後述のドラパルトと合わせて相手のエースバーンをいなし、詰ませることを目指します。
ダイマックスターンを枯らすことのできる守るの採用も考えていましたが、サイクル補助+エースバーンやドラパルトの抜き性能を高められるステルスロックで使い続けました。吹き飛ばしが欲しいシーンも多かったので、技構成はかなり考えさせられるポケモンでした。


ドラパルト

性格:いじっぱり
実数値:189(204)-189(252+)-96(4)-*-96(4)-168(44)
特性:クリアボディ
持ち物:いのちのたま
技構成:ドラゴンアロー / ゴーストダイブ / ふいうち / りゅうのまい

A:最大
S:最速100族抜き
H:残り いのちのたま効率意識 10n-1

エース枠②。
環境トップのエースバーンのダイナックルを空かせるゴーストタイプで、見えない択勝負を仕掛けられる不意打ちを採用した構成にしました。不意打ちは相手のドラパルトやミミッキュに対しても上から通るため便利でした。
抜き性能の向上や、対受け系統の構築に対してダイホロウ連打が有効だったため持ち物は命の珠で採用しました。
特性は威嚇や対アーマーガアの能力下降を嫌ってクリアボディとしています。


カビゴン

性格:わんぱく
実数値:257(172)-130-128(252+)-*-141(84)-50
特性:あついしぼう
持ち物:たべのこし
技構成:ヒートスタンプ / かみなりパンチ / あくび / まもる

B:最大
H:たべのこし効率意識 16n+1
D:残り

クッション、ギャラドス軸への解答枠。
汎用性の高い欠伸/守るとギャラドスとその取り巻きに強い雷パンチ/ヒートスタンプを採用し、想定通りギャラドス入りに対してイージーウィンを何度も拾えたのでこの構成で正解でした。
カバルドンの代わりに選出し起点作成を行うこともでき、攻守ともに活躍してくれました。


トゲキッス

性格:ひかえめ
実数値:191(244)-*-115-170(116+)-135-119(148)
特性:てんのめぐみ
持ち物:こだわりメガネ
技構成:エアスラッシュ / マジカルシャイン / かえんほうしゃ / トリック

H:奇数最大 16n-1
S:+1で最速アイアント抜き
C:残り

最強ポケモン
フェアリー枠としてシーズン7までの環境では採用して損がないポケモンだと思っており、欲しい要素が詰め込まれていたので採用しました。
耐久潰しのこだわりトリックができ、非ダイマックスで打ち合い性能が高い耐久振り眼鏡型で使用しました。
Sラインはダイジェット後の想定でアイアントを意識していますが役立ったかは不明です。



○選出・立ち回り

・エースバーン+ロトム+カバルドン
基本選出
3匹でサイクルを回し、最終的にはエースバーンの一貫かカバルドンでの詰めを狙います。出し負けをしても蜻蛉返りから何とかなる事が多いです。

・エースバーン+ロトム+カビゴン
ギャラドスに厚い選出
カビゴンに対して挑発されることが多く、1度雷パンチを当てることができれば有利なサイクルを生み出せます。

カバルドン+ドラパルト+トゲキッス
対受け回し
こだわりトリックと欠伸によってサイクルを有利にしつつ、ドラパルトでゴリ押すことを目指します。



○結果

最終:212位 (レート:2005)



○おわりに

構築としてはエースバーンとロトムの相性が良く、個人的に使いやすい並びが組めたと思います。なにより使っていて楽しかったのが1番ですね。
今回はレート2000を達成してそのまま終わりましたが、次シーズン以降は2100を目指して頑張りたいですね。DLC解禁ポケモンも使えるようになったので楽しみながらやっていこうと思います。

ここまで見ていただきありがとうございます。
では!(〃ω〃ฅ)